M3 for Windows HPCクラスタ
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金融機関で高い実績を持つグリッドコンピューティングソリューション
M3 for Windows HPCクラスタは、金融機関がWindows HPC Server 2008 R2 をクラスタシステムのOS/ミドルウェアとして利用するために必要な機能を提供するフレームワークです。
高い演算能力を必要とするデリバティブスプライシングツールや、リスク管理システムなどの金融アプリケーションにおいて、従来のサーバをスケールアウトさせ、計算時間を短縮することができるようになります。
M3 for Windows HPCクラスタは、メガバンクの金融グリッドシステムにて採用され、実稼働しています。
飛躍的に計算量が増加しつつある金融クラスタシステムにおいて、数千コアの計算リソースが必要になった場合でも、高い性能を実現します。
Windows HPC Server 2008 R2の機能を活用することで低価格を実現するとともに、金融クラスタシステムに不足している機能をM³ for Windows HPCクラスタが十二分に充足することで高性能な金融クラスタシステムを実現します。
大規模クラスタシステムの一部にハードウエア障害が発生したり、大量の計算アプリケーションの一部に不具合があっても、計算が継続できるよう高い耐障害性を実現します。
M3 for Windows HPCクラスタは、MS-MPIの複雑な制御を隠蔽してユーザが利用しやすく提供されているフレームワークとして構成されており、金融機関がクラスタシステムとしてWindows HPC Server 2008 R2を利用する際に必要となる様々な機能を提供しています。
金融機関がクラスタシステムとしてWindows HPC Server 2008 R2を利用する際に必要となる様々な機能を提供しています。
昨今、金融クラスタシステムのソリューションとして注目を集めているWindows HPC Server 2008 R2を金融グリッドで使うことは多くのメリットがあります。
Windows HPC Server 2008 R2は、サーバ用OSにHPCミドルウェアをバンドルした、マイクロソフトの製品です。HPC のパフォーマンスを最大限に向上させる Microsoft Message Passing Interface(MS-MPI)をはじめとして、クラスタシステムに必要な機能を提供しています。
詳しくは、メーカーの製品情報 open_in_newをご覧ください。
MS-MPIの高速通信をSOA型スケジューラと比較
ベンチマーク環境
ネットワーク | 1GBit Ether x 1 |
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コモンデータサイズ | 30,000,000 (bytes) |
タスクデータサイズ | 160,000 (bytes) |
タスク実行時間 | 10,000 (ms) |
タスク総数 | 1,000 |
利用コア数 | 320 |
SOA型スケジューラ
M³ for Windows HPCクラスタ
概要を示します。
ソフトウェア要件
OS | Windows HPC Server 2008 R2 ※クライアントノードはWindows7/64bitの利用も可能 |
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パッケージ | Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ |
ソフトウェア要件
OS | Windows7/64bit Windows HPC Server 2008 R2 |
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C/C++ 開発環境 | Microsoft Visual Studio 2010 Professional Edition SP1 |