プレスリリース  2018.05.31

フィックスターズ、「未踏ターゲット事業」の2018年度テクニカルアドバイザに就任

アニーリングマシンの活用に取り組む人材を支援

株式会社フィックスターズ(本社: 東京都品川区、代表取締役社長: 三木 聡、以下フィックスターズ)は、独立行政法人情報処理推進機構(所在地:東京都文京区、理事長:富田 達夫、以下IPA)の推進する「未踏ターゲット事業*1」の2018年度テクニカルアドバイザに就任いたしました。

「未踏ターゲット事業」は、革新的技術を活用しイノベーションを起こし得る次世代IT人材を対象とした人材育成プログラムです。2018年度から開始され、まず「アニーリング*2マシン向けアプリケーション開発及びアニーリングマシン向け開発・運用・チューニングツール等開発」をテーマとして取り上げ、基礎技術や領域横断的技術革新に取り組む未踏的IT人材の発掘・育成に取り組みます。

「アニーリングマシン」は従来型コンピュータとは異なる方式の計算機で、膨大な選択肢からベストな選択肢を探索する「組合せ最適化問題*3」等に強みをもちます。海外では、D-Wave Systems, Inc. が量子アニーリングマシンの実用化を進める一方、国内では、株式会社日立製作所や富士通株式会社が、従来の半導体技術を応用した革新的なアニーリングマシンの開発・実用化を推進しています。

フィックスターズは、アクセラレータを用いた高速化のプロフェッショナルとして、アニーリングマシンを対象としたライブラリの開発や導入支援の提供を進めてまいりました。株式会社日立製作所や富士通株式会社と共に本プロジェクトのテクニカルアドバイザに就任し、アニーリングマシン向けソフトウェア開発に取り組むIT人材を育成するとともに、我が国におけるアニーリングマシンの活用を推進してまいります。

未踏ターゲット事業の公募に関する詳細情報は、IPAのWEBページをご覧ください。

*1:「未踏事業」とは、ITを駆使してイノベーションを創出することのできる独創的なアイデアと技術を有するとともに、これらを活用していく能力を有する優れたIT人材の発掘・育成を目的とする事業。IPAが主催しており、産学界の第一線で活躍する優れた能力と実績を持つプロジェクトマネージャーが、優れた可能性をもつ人材を発掘・採択し、独創的な開発への伴走型の指導・支援をしていくことを特徴としている。

*2:「アニーリング」とは「焼きなまし」の意であり、金属を高温にしてから冷やしていく過程でエネルギーを低下させ、構造を安定させる操作を指す。アニーリングマシンでは、この操作を擬して、「組合せ最適化問題」等における最もエネルギーの低い「最適解」を探索することができる。

*3:「組合せ最適化問題」とは膨大な選択肢からベストな選択肢を探索する問題。「巡回セールスマン問題」を例にとると、複数の都市を回るセールスマンが最短の移動距離となる経路を探索する際、候補となる都市の数によっては組み合わせが爆発的に増えてしまい、通常のコンピュータでは、全ての選択肢を検討したうえで厳密解をもとめるのはほぼ不可能となる。

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