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プレスリリース  2015.06.17

情報処理学会より論文賞を受賞

株式会社フィックスターズ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:三木 聡、以下フィックスターズ)代表取締役社長/CEO 三木聡、およびフィックスターズ技術顧問 追川修一 筑波大学システム情報系情報工学域准教授が、一般社団法人情報処理学会より論文賞を受賞し、6月3日に表彰を受けました。これは、情報処理学会論文誌ジャーナルおよびトランザクションに掲載された対象論文585編から、論文賞委員会により選定された優秀と認められた論文11編のうちの1つとなります。

今回受賞した論文のテーマ、概要、および推薦理由は以下の通りです。*1

      

論文テーマ

「Non-Volatileメインメモリを用いたチェックポイント・リスタートシステム」

論文概要

近年,メインメモリとしても使用可能な不揮発性(NV)メモリの実用化が進んでいる.本論文は,NVメインメモリを用いたチェックポイント・リスタートシステムを提案,実現した.提案手法は,NVメインメモリとファイルシステムが融合したシステムを用いることで,1) チェックポイントに必要なデータを,そのままファイルの一部に,2) チェックポイントファイルのデータを,そのまま実行状態のメモリの一部にする.提案手法を実装したLinuxを実機上で実行する評価実験を行い,その結果,提案手法がチェックポイントおよびリスタートの大幅な高速化に有効であることを示している.

推薦理由

近年、計算機システムの省電力化や高信頼化に資するとして、次世代不揮発性メモリが重要な研究課題として注目されている。次世代不揮発メモリはまだ量産化段階にはないが、本研究では、このようなメモリがメインメモリに搭載されることを想定して、オペレーティングシステム研究の立場から新しいシステムアーキテクチャを提案している。NVメインメモリのバイトアドレッシングと不揮発性という利点を活かしてチェックポイント・リスタートやソフトウェア若化を高速化するという着想は面白く、Copy on Writeを利用した実装方法もシンプルかつ実用的である。今後の研究の発展も十分に期待できると共に、同分野の研究者に新たな示唆を与えるという意味でコンピューティングシステム研究への貢献は大きい。よって本論文を論文賞に推薦する。


・両受賞者に関する詳しい情報は
http://www.fixstars.com/ja/company/management/および
http://www.fixstars.com/ja/company/advisories/をご覧ください。

・「一般社団法人情報処理学会」、および「論文賞」に関する詳しい情報は、
http://www.ipsj.or.jp/annai/aboutipsj/gakkai-shokai.html open_in_newおよび
http://www.ipsj.or.jp/award/ronbun-index.html open_in_newをご覧ください。

*1 一般社団法人情報処理学会http://www.ipsj.or.jp/award/2014_10.html open_in_newをご覧ください。

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