email
translate menu

プレスリリース  2014.06.02

フィックスターズとみずほ証券、 デリバティブ評価システムをインテル® Xeon Phi™ コプロセッサーで30倍高速化

みずほ証券は、世界の金融機関として初めて (注) 同システムの本番運用を開始

株式会社フィックスターズ (本社: 東京都品川区、代表取締役社長: 三木聡、以下フィックスターズ) とみずほ証券株式会社 (本社: 東京都千代田区、取締役社長: 本山博史、以下みずほ証券) は、みずほ証券のデリバティブ評価システムを、インテル株式会社 (東京本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 江田麻季子、以下インテル) のメニーコアプロセッサ「インテル® Xeon Phi™ (ジーオン・ファイ) コプロセッサー」を用いて、従来システムに比べ30倍高速化することに成功しました。インテル® Xeon Phi™ コプロセッサーを用いたデリバティブ評価システムの本番運用を開始したのは、世界の金融機関において、みずほ証券が初めて (注) です。

昨今の低金利環境下において、金融市場では、債券にデリバティブを組み合わせた仕組債のニーズが高まっています。みずほ証券では、顧客のニーズに応えるため、複雑な計算を大量に行う必要があるデリバティブ評価システムに、高性能なインテル® Xeon Phi™ コプロセッサーを導入するための検証を進めてきました。

みずほ証券と、開発パートナーであるフィックスターズは、独自の並列化技術により、インテル® Xeon Phi™ コプロセッサー向けに分散アルゴリズムを工夫することで、デリバティブ評価のための計算処理を効率よく大量に並列化することに成功しました。並列化の結果、従来システムに使用されていたインテル® Xeon® プロセッサー搭載システム (8コア) と比較して、インテル® Xeon Phi™ コプロセッサー搭載システムでは30倍高速化することができました。また、並列化により複雑になりがちなソースコードの見やすさを重視し、保守性の高いシステムを実現しました。

今回の取り組みについて、インテル株式会社常務執行役 平野浩介氏は以下のようにコメントしています。

「株式会社フィックスターズ様の並列化技術とインテルのテクノロジーがみずほ証券株式会社様のデリバティブ評価システムをさらに強化することができました。株式会社フィックスターズ様と共に、みずほ証券株式会社様の先進的な取り組みに協力できたことを光栄に思います。今後、インテルは、インテル® Xeon Phi™ コプロセッサーの優れた高並列処理で画期的なイノベーションをさらに推進してまいります。」

フィックスターズ代表取締役社長 三木聡は以下のようにコメントしています。
「弊社の並列プログラミング技術が活かされた、みずほ証券様の新デリバティブ評価システムが本格運用を開始したことを大変嬉しく思います。ハードウェアの評価段階よりプロジェクトに参加し、順調に新システムの本格運用までこぎつけたのは、みずほ証券様と弊社の開発パートナーシップ、および、インテル® Xeon Phi™ コプロセッサーの高い性能と信頼性によるものと考えています。」

 

みずほ証券では、すでにプレーンデリバティブの評価に新システムを使用しており、エキゾチックデリバティブについても、今夏から運用を開始する予定です。

フィックスターズは、今後も独自の高度な並列化技術を通して、みずほ証券のビジネスの加速を支援していきます。

(注) 2014年6月2日時点。みずほ証券調べ。

*インテル、Intel、Xeon、Xeon Phi は、米国およびその他の国における Intel Corporation の商標です。

関連ニュース

金融機関として世界初のインテルXeon Phi コプロセッサーを用いたデリバティブ評価システムの本番運用開始についてopen_in_new(みずほ証券6/2発表)

arrow_back ニュース一覧へ戻る
arrow_upward

Fixstars Corporation

Social Links