マーキュリーコンピュータシステムズ社製の1UデュアルCellシステム2は、Cell/B.E.を搭載した、1Uタイプのサーバーです。
1UデュアルCellシステム2を使えば、医療用画像、工業検査、航空宇宙・防衛、地震解析、通信など、多くの計算量を必要とする、HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)におけるアプリケーションの性能を大幅に向上させることが可能です。
また、アプリケーションがクラスタ内、また はネットワーク内複数のDCBS2で分散処理される場合、その性能は飛躍的に高くなります。
1UデュアルCellシステム2にはCell/B.E.が2個搭載されています。低騒音な1U型を必要とするアプリケーションへデュアルCell/B.E.プロセッサのパワーが初めて解放されます。
各プロセッサはSPE(Synergistic processing element)配列内で3.2GHz、単精度205GFLOPSを出し、システム全体では410GFLOPSの性能を発揮します。製造元のマーキュリーでは主要な信号処理アルゴリズムをこのシステムで実現し、HPCアプリケーションのコストパフォーマンスを大幅に向上しました。
1UデュアルCellシステム2製品カタログ(PDF:471KB)
卓越した性能
1UデュアルCellシステム2にはCell/B.E.が2個搭載されています。低騒音な1U筐体を要求するアプリケーションへデュアルCell/B.E.プロセッサのパワーが初めて解放されます。 各プロセッサはSPE(Synergistic processing element)配列内で3.2GHz、単精度205GFLOPSを出し、システム全体では410GFLOPSの性能を発揮します。マーキュリーは主要な信号処理アルゴリズムをこのシステムで実現し、HPCアプリケーションのコストパフォーマンスを大幅に向上しました。
1UデュアルCellシステム2の構造
1UデュアルCellシステム2はCell/B.E.を2つ搭載し、マルチ処理能力を提供します。 2つのチップはプロセッサから2本のPCI Expressx8チャネルへの高速ブリッジ、2本のギガビット・イーサネット・インターフェースを備えています。 オプションとして、SASマグネティックまたはOSのブート機能を提供するフラッシュディスク、そして2枚のPCIeフルサイズプラグインカードをサポートします。 システムのフロントパネルには電源スイッチ、ソフト・リセット、電源ランプ、警告ランプ、状態ランプがあり、またシステム前面のコネクタによってシリアル・インタフェースにもアクセスできるようになっています。
高速メモリ
XDR DRAMデバイス・アーキテクチャは、多重にインターリーブし、ランダムアクセス時の持続大域を維持しています。この高効率のプロトコルTESTは、細かいアクセス粒度を可能にしながら、95%以上の稼働率を達成しています。1UデュアルCellシステム2にはプロセッサ毎にXDR DRAMを1GB搭載しています。 さらに2つのDDR2 DIMMソケットが各チップに割り当てられており、最大1GBのDIMMをサポート。このシステムは最大計6GBのメモリをサポートしています。
PCI Express インタフェース(オプション)
PCI Expressはパケット・プロトコルを持つ高速のシリアル・インタフェースです。 PCI Expressインタフェースは2つのx16レーンの大きさをもつスロットがあり、フルレングス、フルハイトのボードをさすことが出来ます。ただし、2枚で利用する場合の帯域は1枚辺りx8の速度となります。
ギガビット・イーサネット
各チップのギガビット・イーサネット・アダプターはシャーシの外部ポートに接続しています。
MultiCore Plus SDK
MultiCore Plus SDK (Software Development Kit)は、1UデュアルCellシステム2で利用可能なオプションのひとつです。 この統合ソフトウェア製品はCell/B.E.プロセッサのような次世代マルチコア・プロセッサ向けに特別に設計されています。SDKには総合的なプログラミング・フレームワーク、高度に最適化された数学ライブラリ、Eclipse統合環境ベースのIBM環境とMultiCore Plusソフトウェアを統合するためのプラグインが含まれています。 MultiCore Plus SDKはアプリケーション性能と開発生産性にフォーカスしています。 このシームレスなソフトウェア開発とライブラリのパッケージによりCell/B.E.の強みを十分に生かすことができ、アプリケーション資源の最大化と性能向上を実現できます。
製品保守
製品保守にはモジュール初期化時のハードウェア検証、オンボードシステム管理プロセッサ、シャーシ管理モジュールが含まれます。オプションのLinuxベース診断によりシステムの正確な動作を確認することもできます。
デュアルCell/B.E.プロセッサ
| PPEコア | IBMR 64-bit Power Architecture™ |
| L1キャッシュサイズ | 32 KB命令、32 KBデータ |
| L2キャッシュサイズ | 512 KB |
| SPEs | 8 |
| ローカルストア | 256 KB |
| レジスタ | 128 x 128ビット幅 |
| EIB | 205 GB/s持続総帯域幅 |
| プロセッサ内部クロック速度 | 3.2 GHz |
| プロセッサ・メモリ帯域幅 | 25.6 GB/s |
| プロセッサ−プロセッサ・コヒーレント・インタフェース | 各方向 20 GB/s |
メモリ
| XDRメモリ(プロセッサあたり) | 1 GB, 3.2-GHz XDR DRAM, 各2チャネル |
| DDR2メモリ(プロセッサあたり) | 1 または 2 GB, 667-MHz DDR2, VLP DIMM 各2本(メモリあたり各1チャネル) |
| ECC | 1ビット修正、2ビット検出 |
| フラッシュ | 32MB |
| NVRAM | 1MB |
ハードディスク(オプション)
| ハードディスク・コントローラ | PCIeプラグイン・カード経由SASコントローラ(要1スロット) |
| ハードディスクの数 | 最大1 |
IOサブシステム
| シリアルポート | 2 (1つは管理専用) |
| USBポート | 2 |
| イーサネットポート | 2(10/100/1000 Mb) |
| *専用イーサネット経由のRASシステム管理をサポート InfiniBand® (オプション) 10ギガイーサネット (オプション) |
|
拡張オプション (オプション)
| プラグインカード | 2 PCIe x16 (1枚のみ)、2 PCIe x8 (最大2枚)、最大25W(これ以上はご相談ください) |
| PCIeエクステンダ | |
システム管理
| システム管理モジュール |
| ベースボード管理コントローラ |
マーキュリー MultiCore Plus SDK Software (オプション)
(32/64-bit アプリケーション対応)
| MCF (MultiCore Framework) | PPE/SPE |
| TATL™ (Trace Analysis Tool and Library) | PPE/SPE |
| SAL (Scientific Algorithm Library) | PPE/SPE |
| PixL™ (Image Processing Algorithm Library) | PPE |
| MCPDIAGS (MultiCore Plus Diagnostics) | PPE/SPE |
| SPEAD-K (SPE Assembly Development Kit) | SPE |
| Linux OS | |
外形寸法
| 奥行き | 30インチ |
| 幅 | 17.15インチ(19インチEIAラックマウント) |
| 高さ | 1.73 in (1U) |
換気
| 90 CFM @ MSL |
騒音
| 50 dBA @ 1 m |
電圧
| 100-240VAC, 50/60 Hz |
消費電力
| 最大 | 700W |
| 標準 | 575W |
| 重量 | 45lb以下 |
動作環境
| 周囲温度 | 0〜35℃ |
| 湿度 | 5〜80%(氷結なきこと) |
| 高度 | 3000フィート(35℃のとき)、7000フィート(32℃のとき) |
関連規格
| European Directive 2002/95/EC | (RoHS 5/6 Server Exemption Directive) |
| 安全規格 | European Directive 2002/95/EC (RoHS 5/6 Server Exemption Directive) |
| 安全規格:UL/EN/IEC 60950-1 (予定) | EMC:EN 55022, EN 61000, EN 55024:1998, FCC Class |