プレスリリース
株式会社フィックスターズ(本社: 東京都港区、代表取締役社長/CEO: 三木聡、以下フィックスターズ)は、手軽に利用できるYellow Dog Linuxの最新版「Yellow Dog Linux v6.2」の提供を本日より開始しました。最新版では、さらにシンプルなインストールを実現し、処理速度や使いやすさを向上するための様々なアップデートを実施しました。
YDL 6.2は、64ビットシステム向けのkernel v2.6.29、OpenOffice 3.0、Firefox 3.0.6、IBM Cell SDK v3.1.0.1へのアップデートや、PS3 のvideo RAMを高速な一時ファイルストレージやswap領域として使用するための最新ps3vramを提供しています。また、v6.2では、ps3vramがYDL 6.1より50%以上高速になっており、自動でswap領域として利用することが可能です。
今回のリリースでは、GLIBCのmemcpy()やstrlen()といった高速な代替関数を提供しているlibfreevec(LGPL)ライブラリを採用しました。これらのルーチン処理は、G4/G4+ PowerPC CPUに利用されているAltiVec vector エンジンによる書き換えと最適化を行うことにより、25%以上のパフォーマンス向上を実現しています。
YDL v6.2は、4番目のデスクトップ環境にXfce4を追加しました。高速で軽いデスクトップ環境Xfceは、システムリソースを蓄えながらアプリケーションを高速に起動することができます。これは、PS3など、メモリに制限があるシステムに最適な方法です。E17がデフォルトで起動しますが、ユーザはいつでもXfceに変更が可能です。
ワイヤレス環境のユーザには、PS3と同様にPowerBookでもサポートされているグラフィックインターフェースのWicdを採用することで、より信頼性の高いWEPとWPAセキュリティプロトコルを提供しています。
Fixstars Solutions、Linux製品部長のOwen Stampfleeは今回のバージョンアップに関してこうコメントしています。
「Yellow Dog Linux v6.2では、以前のバージョンから採用している機能をさらに改良することに注力しました。Shockwave Flashサポートからワイヤレスの操作まで、全ての機能で細かい修正を行いました。フィックスターズは、今後も今回のリリース同様、これまでにない最新で高品質のLinuxディストリビューションを提供していきます。」
v.6.1からのアップデート内容は以下のとおりです。
- USB メモリや USB ハードディスクへのインストール機能の追加
- Kernel v2.6.29 for ppc64、v2.6.27 for ppc32
- IBM Cell SDK v3.1.0.1
- Xfce 4 Desktop Environment
- OpenOffice 3.0
- Mozilla Firefox v3.0.6
- Wicdの改良
- PS3VRAM supportの改良
- Libfreevec
- Gnash v0.8.4
- 600以上の全てのパッケージをアップデート
- yumで利用可能なEPEL(Extra Packages for Enterprise Linux)の2500以上の新しいパッケージの追加
YDLv6.2および有償サポートが受けられるYDL.netアカウントはフィックスターズストアでご購入いただけます。
us.fixstars.com/store/
DVDセットと起動用USBは、2週間以内にフィックスターズから出荷することができます。ミラーサイトの公開は、1か月以内の予定です。
![]()
フィックスターズについて
株式会社フィックスターズは、マルチコア化が進むマイクロプロセッサの将来像を見据え、Cell/B.E.およびGPUをターゲットとしたテクノロジーを提供しています。主に、金融、医療、製造、マルチメディアなど高い計算パフォーマンスを必要とする分野に向けて、ソフトウェアからミドルウェア、OS、ハードウェアまで、マルチコアによるトータルソリューションを提供しています。さらに詳しい情報はこちらをご覧ください。www.fixstars.com
![]()
本件に関するお問い合わせ先
報道関係のお問い合わせ