プレスリリース
株式会社創知(本社:東京都港区、代表取締役社長:中村達生)と株式会社フィックスターズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:三木聡)は、創知の特許情報分析ソフト「XLUS(カイラス)」を改良し、Cell Broadband Engine™(Cell/B.E.)を用いることで、複数の特許の関連性を図示する「特許マップ(レーダー図)」の作成時間を大幅に高速化することに成功しました。創知では1月より既存顧客および新規顧客に向けて「XLUS(カイラス)改良版」ASPサービスの提供を開始しています。
企業の研究開発部や知財部門で利用される特許マップは、大量の特許から情報を抽出、整理、分析を行い、その関連性を図示したもので、知的財産戦略における有効な手段です。創知の開発した「XLUS(カイラス)」は、自然文による概念検索と直観的な特許マップを作成するASP型の特許情報分析サービスで、その高い精度と優れた操作性により、大手の精密機器メーカーや輸送用機器メーカー、電気機器メーカー、金融機関など国内外数十社で導入されています。
創知は特許マップの作成表示にかかる時間を短縮し、「XLUS」の利便性をさらに高めるため、高度な演算性能を持つCell/B.E.搭載ボード「GigaAccel 180」の導入を決定しました。さらにCell/B.E.プログラミングを得意とするフィックスターズと協業し、Cell/B.E.向けにソフトウェアを改良することで、特許マップの作成にかかる時間を15分の1以下に短縮することに成功しました。これによりXLUSで作成する100件の特許マップ(レーダー図)であれば数秒で表示することができます。(図1を参照)
今回の発表に関して、創知の取締役CTO、高枝佳男はこうコメントしています。
「XLUSのレーダー図作成処理においては、高コストな非線型最小二乗計算を必要とします。今回、フィックスターズの優れたCell/B.E.並列プログラミング技術により、この非線型最小二乗計算速度を従来(Intel Xeon 2G相当)に比べて1オーダ以上高速化する事に成功いたしました。これによる計算コストの大幅な軽減は、XLUSを(企業ユーザだけでなく)広く一般の方々に御提供できる事につながるものと考えています。創知では、XLUSによる全く新しい情報参照手法を皆様が気軽にいつでもご利用いただけるようになる事を目指し、開発を進めております。どうぞご期待下さい。」
今回の発表に関して、フィックスターズの取締役CTO、田村陽介はこうコメントしています。
「今回のソフトウェアは倍精度演算処理をしており、GigaAccel 180に搭載された新型Cell PowerXCell 8iの性能を十分に発揮できたことを嬉しく思っております。創知の提供するサービスを介してCell/B.E.の魅力が皆様に伝わることを期待し、今後も創知への惜しみない技術協力により斬新なサービスが実現していくことと確信しております。」
「XLUS」とは、日本及び米国を中心とした特許と技術論文などのテキスト情報の関連性を視覚的に表現し、解析するツールです。現在は、日本の特許情報を適用した「XLUS グリーン」「XLUS ホワイト」、米国の特許情報を適用した「XLUS イーグルG」「XLUS イーグルW」を提供しており、どなたでも簡単に短時間で、業界や競合他社の技術動向の把握、開発した技術の優位性評価、先行特許の調査をしていただけます。
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株式会社創知について
創知は、客観性と俯瞰性を重視した手法を用いて大量の情報を視覚(直視)的に表現する、独自の情報解析手法をお客様にご提案しています。具体的には「XLUS(カイラス)」のASPサービスの提供、及び「XLUS(カイラス)」を使った科学技術分析、技術コンサルティングを提供しております。
さらに詳しい情報はこちらをご覧ください。http://so-ti.com/
フィックスターズについて
フィックスターズは、マルチコア化が進むマイクロプロセッサの将来像を見据え、Cell/B.E.をターゲットとしたソフトウェアテクノロジーを提供しています。特に金融、医療、製造、マルチメディア産業に向けて、ハードウェア提供から開発環境整備、ソフトウェア開発まで、 Cell/B.E.導入のために必要な、一貫したソリューションを提供しています。
さらに詳しい情報はこちらをご覧ください。http://www.fixstars.com/
本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
関連リンク
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本件に関するお問い合わせ先
株式会社創知 営業推進グループ 広報担当 安達
図1:XLUSグリーンを使用し、「シンクライアント専用端末」と検索した画面
図の説明:
株式会社日立製作所
株式会社キーテル
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
出願人の上位2位の「株式会社キーテル」が、レーダー内の四角で囲んだ部分に特許が集中しているという特徴が見られます。また、これらが認証システム(特徴語:認証、メールアドレス、ユーザ、メール、クライアントweb)などに関わる特許であることがわかります。